当社エネルギー輸送事業の重要なフィールドである瀬戸内海は、日本一の多島海でありながら、漁獲量減少、人口減少による過疎高齢の深刻化などの多くの課題を抱えています。それに加え、地球温暖化、海水温の上昇による生態系の崩壊など環境に起因する問題も同時に起こっています。
そこで当社は2022年11月に「うみのまちづくり株式会社」(うみまち社)を設立し、それらの問題の根本的な解決に取り組んでいます。
海藻は海中に溶け込んでいる二酸化炭素を吸収しますが、このように海洋生態系に取り込まれた炭素のことを「ブルーカーボン」と言います。うみまち社では、瀬戸内でも消滅しつつある藻場の保護、再生を実施することで、ブルーカーボンの創出を行っています。2023年度は、山口県防府市での活動により0.3t-CO2のブルーカーボンクレジット認証を取得しました。
また、うみまち社の活動の普及のため講演会や親子ワークショップ、フィールドツアーも開催しています。
将来的には、瀬戸内海全域における藻場造成によるブルーカーボンの創出、新しい海上交通の実現、再生エネルギーによる島のエネルギー自立を目指し、未来へ続く美しい瀬戸内を継承できるよう活動を続けていきます。
“海のゆりかご“と言われる海藻草類を食べてしまう“食害魚“を「美味しく食べる」ことで、豊かな海を守り、CO2削減に貢献します。地元産の魚介類を使用したサンドイッチを販売するキッチンカー『kaberi』さん、地元今治の漁師『藤村さん』に全面サポートいただき【今治産アイゴ】を使ったオリジナルフィッシュサンドを販売いたします!
今治産アイゴを使ったオリジナルフィッシュサンド
価格:500円(現金払いのみ)
個数:限定200食
主食は海藻の藍子(アイゴ)。いつものフィッシュバーガーに拍車をかけてさらにヘルシーな食材です。鮮度の良い藍子は市場でもなかなか仕入れることができなかったのですが、今回は今治の立て網漁師藤村さんご協力のもと、獲れたてを直ぐに活締め処理をしていただき、カベリも見たことがないほどきれいな状態で入荷。敬遠されがちな嫌な臭いは無く、むしろ独特の磯の香りとして特徴を出しています。これは是非、この子の個性として引き出したくて皮付きのままでフライ。カベリ自慢のタルタルソースと新鮮な今治産のお野菜と最高にマッチして、ワンバイトごとに瀬戸内の恵みを感じる玉手箱のようなサンドイッチに仕上がりました。ぜひこの機会にご賞味ください。
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