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第2回 私たちの取組み(後編)
2014年のRe:Startから、エグゼクティブパートナーとしてFC今治をご支援いただいている三菱商事株式会社様(以下「三菱商事様」という。)との取組みについて、紹介していきます。
障がい者スポーツへの取組み
前回紹介した、三菱商事×FC今治のパートナーアクティベーションについて紹介していきます。前回はFC今治のホーム戦での活動を紹介しましたが、そのほかにも様々なところで活動しています。第2回では、三菱商事様が活動を支援している主に脳性まひ選手がCPサッカーなどに取り組んでいるNPO法人エスペランサ(http://www.npo-esperanza.org/)との取組みや、ホームグロウン(普及チーム)やしまなみアースランドといった今治.夢スポーツ(FC今治)の活動の中での取組みについてご紹介します。
障がい者サッカークリニック
FC今治所属ホームグロウンの担当コーチが中心となり実施しています。障がいを持つ方だけのイベントもあれば、ウォーキングサッカーのように誰でも楽しみ、お互いを知る機会となるようなイベントもあります。また、ブラインドサッカー体験といった、実際に体験をしてみることで、これまで障がい者スポーツに関わってこなかった人が身近に感じることができる機会を提供しています。
一緒にサッカーを楽しみ、時には本気でミニゲームに勝ちに行き、それぞれがそれぞれの楽しみ方で精一杯プレーできる環境をつくっています。
(愛媛県の知的障がい者サッカーチームえひめI selectの練習会に参加)
障がいの有無や年齢差など関係なく、ただサッカーが好きでみんながサッカーを楽しむことができる空間で温かい雰囲気の中での活動でした。
(発達障がいをもつ子どもとのサッカー @NPフィールド波止浜)
子どもたちが進行に不安を覚えないように、全体のメニューを表示するなどの工夫をし、ともにサッカーを楽しむ一日になりました。
(ブラインドサッカー体験@NPフィールド波止浜)
まずは知って、体験して、楽しむこと。そこから認知も広がり、理解してくれる人が増えていってほしい」との想いで実施しています。
しまなみアースランドでのイベント
今治.夢スポーツが今治市より委託されて管理を行っている「しまなみアースランド」(https://s-earthland.com/)で、障がいをもっている方とそのご家族に参加いただき、ゲームフラッグづくりを行いました。なかなか普段、自然とふれ合うイベントに参加する機会がない方やそのご家族に、まずは一緒にスポーツを見て楽しんでもらうことから始めたいという想いから企画したものです。
(2020年11月8日@しまなみアースランド)
絵の具やステント、森でひろったどんぐりや枝をつかって、ゲームフラッグを作成しました。参加者それぞれの個性を活かした、カラフルな旗となりました。また、絵の具を乾かす間は、みんなで森の中でごはんを食べたり、遊んだりしました。
エスペランサとの取組み
三菱商事様がスポンサーをされているNPO法人エスペランサ(http://www.npo-esperanza.org/)では、主に脳性まひの方がCPサッカーなどに取り組まれています。FC今治では、毎年クラブで開催しているBARI CUPへ三菱商事様と共にエスペランサのチームをご招待しています。BARI CUPとは、参加者全員が、新たな仲間に出会い、感動し、自らの成長に繋げられる子どもたちの国際サッカー大会で、国籍などいろいろな違いがある子どもたちが一堂に会します。
2020年度は新型コロナの影響もあり、BARI CUPの開催はなくなりましたが、楽しみにしてくれていた子どもたちのため、岡田会長が直接指導を行うという機会を設けることができました。
(2020年11月1日@横浜市)
エスペランサの練習に岡田会長が参加し、直接指導をしました。参加してくれた子どもたちは、お互いに協力しながらボールを運んだり、お互いができるところできないところを支えあったりしながら練習に取り組んでいました。多くの方のご参加をいただき、大変楽しい一日となりました。
また、サッカークリニック訪問先へのスポーツ用品の寄贈や、「今治.夢プログラムsupported by三菱商事」としてU18カテゴリに所属するひとり親家庭への遠征費サポートをいただいています。
このほかにも、三菱商事様はインクルーシブ社会の実現に向けて「DREAM AS ONE.」の取組みを数多く行われています。
詳細はこちら https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/dreamasone/concept/
これからも双方の理念を実現できるよう、ともに夢にむかっていきます。