第25回 明治安田生命J3リーグ 2023シーズン 第7節
第7節
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04/16 (日) 13:03
マッチデーパートナー:バリシップ2023
入場者数:3,475人
3VS2
2前半2
1後半0
11分 マルクス ヴィニシウス
27分 マルクス ヴィニシウス
76分 マルクス ヴィニシウス
8分 高橋 駿太
16分 高橋 駿太
- STARTING MEMBER
- GK1修行 智仁
- DF4市原 亮太
- DF17白井 達也
- DF2冨田 康平
- DF24下口 稚葉
- MF21安藤 一哉
- MF5照山 颯人
- MF50三門 雄大
- MF18新井 光
- FW6ドゥドゥ
- FW10マルクス ヴィニシウス
- STARTING MEMBER
- GK21田川 知樹
- DF3大畑 隆也
- DF14下堂 竜聖
- DF24大森 大地
- MF20大山 武蔵
- MF16末木 裕也
- MF17坪川 潤之
- MF13安藤 由翔
- FW8松岡 大智
- FW27吉平 翼
- FW39高橋 駿太
- SUB MEMBER
- GK44伊藤 元太
- DF26二見 宏志
- MF25楠美 圭史
- MF19パク スビン
- MF7山田 貴文
- MF8野口 航
- MF9近藤 高虎
- SUB MEMBER
- GK1柴崎 貴広
- DF5今瀬 淳也
- MF7佐々木 陽次
- MF22椎名 伸志
- MF25安光 将作
- FW9大野 耀平
- FW10マテウス レイリア
- STATS
-
12シュート4
-
23フリーキック13
-
9コーナーキック0
- MEMBER CHANGE
-
46分INOUT山田 貴文新井 光大野 耀平安藤 由翔INOUT64分59分INOUT二見 宏志市原 亮太椎名 伸志松岡 大智INOUT74分65分INOUT近藤 高虎安藤 一哉マテウス レイリア高橋 駿太INOUT74分82分INOUTパク スビン照山 颯人安光 将作吉平 翼INOUT74分82分INOUT楠美 圭史ドゥドゥ佐々木 陽次大森 大地INOUT85分
- CARD
-
60分下口 稚葉大森 大地52分
アウェイの北九州戦で、たくさんのFC今治ファミリーの方々に足を運んでいただき、その方々に勝ち点3というものを持ち帰っていただいてから、なかなか共に喜び合えるような結果が伴わず、苦しかったのですが、ただ今日のゴール裏には、FC今治のアカデミーの選手たちが一緒になって声を枯らして、応援してくれて、そういった姿に、勝ち点3を、本当の意味でのFC今治ファミリーのみんなで喜び合えたということが、このクラブの強みであり、その強みをちゃんと勝ち点3という結果にして勝ち点に反映できたということを非常に誇りに思いますし、次の一歩につなげていきたいなと捉えています。
――勝利おめでとうございます。システムを4ー3ー3に変更したと思うんですが、狙いはどういったところにあったんでしょうか?
自分中でのシステム変更っていうのは、4バックか3バックぐらいなもので、
例えば4ー4ー2をとっても、左に近藤、右に安藤をおいて、その2トップを組む選手が、1枚新井だったとして、2トップの背中にポジションを取って、そのボランチの脇に、2枚が来るということを考えると、4ー4ー2と4ー3ー3も、僕の中では大した差ではないです。
ただスタートしていくにあたって、3バックか4バックかというところでの違いは出してないので、今日のピッチでいくと。ですから立ち位置が変わったとは、僕自身は捉えていないです。
点の取れる仕組みっていうのをより1個、深い意味での”深化”をさせた、ということ。FC大阪戦、点を取らないといけないシーンでですね、ドゥドゥだったり、前線の選手を起用したんですけど、誰1人ゴール前にいなくなってしまったような状況が見受けられましたので、そこを一つチーム全体で改善したということ。
それが皆さんから見れば4ー3ー3に見えたのであれば4ー3ー3でしょうし、私からすると3バックか4バックかだけの、そこはちょっと違った変更点、使う選手が変わるって意味でちょっと変わるとこ、そういった意味で大きな差では捉えてはないです。
――よりゴール前に人数かけられる仕組みにしたというイメージでよいですか?
まあ4ー4ー2でもかけられますからね。その辺は、そこで飯食っているのでね、僕は(笑)。
ただ、そういったことが、構造上出やすい、あとは、そもそも2トップでしていたことは、ドゥドゥと中川だったりのストライカーが2枚いるっていうところで、その2人を同時起用するってところから始まってますので、その中川が使えないっていうシチュエーションを、私自身がもっと重く受け止めるべきだったなと。そこが1枚欠けたのにも関わらず2枚にこだわった結果、中盤でもっとパワーのある選手が、我々のチームにはまだ控えていますので、あぶれてしまった、そこのところ、中川が抜けたってところをもっと重く考えて、であれば、その中でボックスに入っていく、仕組みっていったら大げさなんですけども、そういった形をとったということですね。
――照山選手をアンカー起用されたと思うんですが、普段ディフェンダーですけれども、その意図というのはどういうことなのでしょうか?
怪我明けだったので最終ラインに置くのは怖かったということです。
大きな怪我じゃないんですけど、最終ラインに置くのは怖かったので。
やっぱり富山さんは前線にパワーがある選手がたくさん控えているチームの中で、多少何か不安をかかえている選手を最終ラインに置くっていうことをちょっと私自身が、適さないだろうなと。
ただ、照山のキックだったり、今日は枠を捉えられなかったミドルシュートがありましたけども、シュート練習で一番ミドルシュートが入るのは照山なので、あの右足を使わないのは勿体ないなっていうところで、そんなに長く練習してないですけども、それに応えてくれた選手たちは、改めて素晴らしい姿勢を見せてくれたなというふうに思ってます。
――修行選手が今季初先発だったのですが、起用された理由というのはどのあたりにあるのでしょうか?
これは、ちょっと抽象的な言い方になってしまうのですが、我々のチームというのは、100か0かで、50でぼかして勝てるチームではないと僕は思っていて、フットボールの中で、様々な選択肢がある中で、引くことも正解でしょうし、今日3対2で勝っているのに、なんで今治はあんだけプレッシャーかけるんだろう、って思う人もいるじゃないですか?
だけど我々はああしなければ、いつかやられてしまう、攻めなければいけない、1点を取りたい、突き放したい、下がりたくない、という思いで、何としてもボールをゴールから遠ざけたいというのが、我々の姿勢だと思ってて。その中で味方がその背中を見て、みんなが拾っていって、守っていくことでき、勝ち点を積み重ねていけるチームだと、僕は信じているので、その中で、誰か一人でも、”どうせこっちでしょ”って読んでしまって、右に来てるボールを、左に飛んでしまったら、どんなにいいことしても、勝ち点は持ってこれない。
私は今日のゲームで、それは絶対したくなかったので、私自身の覚悟という意味で、きっちり自分のところからそのボールに食らいついていける。それは、ジョンを外した理由っていうことではなくて、11人を選ぶ、もしくは18人を選ぶ段階で、そこは私の中での大きな、このゲームに対する想いでしたので、修行は、今週ずっとそういうパフォーマンスを続けてくれてましたし、なかなか元太をメンバーに入れてあげることはできなかったんですけども、元太も本当にボールに食らいついて行く姿勢を、ずっとキャンプの時から見せていたので、そうであるならば、どうなるかわからないですけども、もしかしたらあの1失点目・・・、2失点目はちょっと、キーパーはノーチャンスだったと思うんですけど。1失点目のところは、もしかしたら触れたかもしれないですけれども、でも修行はあのボールを反対側には飛んでないので、あのボールに修行なりに全力でトライしてくれたと思っているので、起用した理由は、そういうバックボーンがあった中での、決してジョンが悪かったとか、そういうことではなくて、より・・・、よりってことですね。より食らいついていける、ボールに対してアタックできる選手を、18人選んだっていう中で、キーパーは修行だったということですね。
――今の監督の話とも関係してくるんですけど、最後勝ち切るために、それこそボランチ2枚したところで後ろに重くならなかったっていう非常に良かったと思うのですが、いかがでしょうか?
ボランチ2枚に、あの時はしましたね(笑)。あの時はダブルボランチと言っていいのかなと思いますけども。それは、僕の戦術とかではなく、選手たちの気持ち一つじゃないですか?セカンドのラインが下がらなくても済むぐらい、三門であったり、近藤であったり、ヴィニだったり、山田だったりの姿勢についていった結果が、そうなったということですね。
我々は鹿児島戦の終盤の失点からちょっと、雲がかかったようなことがありますので、その反省が今日生きたっていうことのように私は捉えています。
ですから選手は、行ったんでしょうし、私も、卵が先か、にわとりが先かわからないですけれども、私もそう思ってましたし、選手たちもそう思っていて、その中でスタートを切ったと。それに対してスタートを切ったところの枚数を増やしたかったので、フレッシュなスピンと楠美を入れました。ということです。
――結果的にヴィニシウス選手がハットトリックですが、先シーズンの鹿児島戦でもそうでした。奇しくも髙木さんが監督代理でした。そのアウェイでの劇的な勝利と、今回の勝利はどんな違いがあったか?
全てが違う。
あの試合のときは、おそらくチームが3連勝してて、4連勝がかかったゲームで、クラスターが出てっていうシチュエーションで、私も選手たちも、何とかこの流れを止めたくないっていう思い。やっぱその流れをちゃんと橋川監督(髙木監督はヘッドコーチ)に渡したい っていう思いでしたから、その勝ち点3を取るっていうとこでいったら、全く差はないんですけど。立場が違いますので、やっぱり立場が違えば、出てくる感情も全く違いますから、何か違いがあるとすれば、立場が違うので、今の自分と当時の自分を比較することは、ちょっとできないっていうのはまず一つですね。
――ホームでやっぱりもみくちゃにされているというのは醍醐味っていうものがあるのではないでしょうか?
僕がっていうよりも、来てもらった方々だったり、やっぱり選手だったり、あとは共に働いているスタッフが、やっぱ笑顔でいてくれることってのは嬉しいですし、自分は大した人間じゃないですけど、そういうところで何か人の役に立てているなっていうのをなんか、実感できる瞬間なので、そういった意味での醍醐味はありますけども。
それは何か、飲食の方が美味しいものを作って、美味しいって言って食べてくれてる姿を見て、作ってよかったなと思えることと一緒だと僕は思っているので、だからって自分は優れているとも全く思いませんし、世の中ってそういうことで回っていると思うので、その中で、今日来てくれた方々に喜んでもらえたってことが全てだと思うし、次も喜んでもらえるように頑張るってことだけですね。 あんまり答えになっているか分かんないですけど。
――ヴィニシウス選手の評価、シュート数はリーグ一番だったと思うのですが、昨シーズンそうやって、急に得点を取るような印象があるのですが、監督が思う想いというものは?
思いですか?彼はブラジル人なんですけど、すごく人を思いやれる選手で、多分きっとたくさんの愛情を受けて、今まで育ってきたんだろうなっていう。人の痛さがわかるし、何か人に寄り添える心を持っていると。選手みんなそうですけど、特にヴィニは、そういう選手で。だから僕は副キャプテンにしちゃちゃったので、(笑)
何とかしなきゃっていう思いがあって、そういうヴィニの想い、僕の想いもヴィニは多分感じ取れる選手なので、そういう気持ちを持ってるので、直接母国語では会話できないですけども、そういった思いを彼は汲み取れる選手なので、
今までいろんなことを背負ってた、背負わせてしまったんだなっていうのを、やっぱりFC大阪戦で思って、やっぱりヴィニが一番点の取りやすい位置から、中川もいないですし、ヴィニをどうやって生かすかていうっていうところ、じゃあヴィニを活かすうえで、誰をどこに補完していくかっていうところでの今日でした。
ですから、ヴィニのフットボールの評価は皆さんがしていただいて、個人的な評価は、やっぱり僕はヴィニに直接伝えるべきであって、ここで伝えるべきことではないと思うので、
ただ、ヴィニっていうのは、そういう澄んだ心を持っている男で、沢山の愛情を受けて育った本当に素晴らしい人間で、だからこそ、彼に輝いてほしいなという思いで、今週準備をして、それがハットトリックという結果になったので、やっぱりあいつはすごいなぁと。単純に思います。