第25回 明治安田生命J3リーグ 2023シーズン 第11節
第11節
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05/28 (日) 13:03
マッチデーパートナー:富士電機株式会社
マッチデーシティ:四国中央市
3VS0
1前半0
2後半0
33分 近藤 高虎
48分 山田 貴文
79分 ドゥドゥ

- STARTING MEMBER
- GK44伊藤 元太
- DF4市原 亮太
- DF5照山 颯人
- DF26二見 宏志
- DF23松本 雄真
- MF7山田 貴文
- MF50三門 雄大
- MF25楠美 圭史
- MF9近藤 高虎
- FW10マルクス ヴィニシウス
- FW14中川 風希
- STARTING MEMBER
- GK1糸原 紘史郎
- DF8田中 恵太
- DF3増谷 幸祐
- DF4鈴木 順也
- DF16石井 光輝
- MF32牛之濵 拓
- MF10世瀬 啓人
- MF14普光院 誠
- MF20小澤 秀充
- FW33長谷川 アーリアジャスール
- FW19重松 健太郎
- SUB MEMBER
- GK16滝本 晴彦
- DF24下口 稚葉
- DF2冨田 康平
- MF21安藤 一哉
- MF15武井 成豪
- FW6ドゥドゥ
- FW13髙瀨 太聖
- SUB MEMBER
- GK31高麗 稜太
- DF2飯泉 涼矢
- MF6文 仁柱
- MF17東條 敦輝
- MF30馬場 琢未
- FW11大久保 優
- FW18富樫 佑太
- STATS
-
12シュート7
-
20フリーキック20
-
6コーナーキック2
- MEMBER CHANGE
-
60分INOUT髙瀨 太聖中川 風希文 仁柱石井 光輝INOUT46分74分INOUTドゥドゥマルクス ヴィニシウス富樫 佑太普光院 誠INOUT60分74分INOUT武井 成豪山田 貴文馬場 琢未小澤 秀充INOUT60分89分INOUT冨田 康平二見 宏志大久保 優長谷川 アーリアジャスールINOUT60分89分INOUT安藤 一哉楠美 圭史東條 敦輝重松 健太郎INOUT78分
- CARD
-
70分山田 貴文普光院 誠58分
もちろん勝ったことは非常に嬉しいんですけども、ただ我々今日の試合を迎えるにあたって、来週からナイトゲームになるというところで、我々里山スタジアムができましたので、6月11日の松本山雅戦は18時キックオフでゲームができると。
ただ、今治という土地柄、やはり我々を支えてくれている方々には高齢の方だったり、お孫さんを連れてスタジアムに来てくれたりと、やっぱり小さいお子さんたちが非常に多くサポーターの方々にいられるっていうのが我々のクラブの特徴だと思っています。
そういった方々に、やっぱり夜外に出て、小さい子どもを外に連れて試合観戦するのがちょっと難しかったりとか、夜はなかなか出れないから家でテレビ観戦しようと思っている、言葉が適切かわからないんですけど、おじいちゃんだったり、おばあちゃんだったり、おじさまだったり、おばさまだったり、そういった方々が、今日この13時キックオフの、ナイターになる前の最後の試合だからぜひ足を運ぼうと思ってくれた、きっと今日スタジアムに駆けつけている方っていうのは、おそらくそういう人が多くいられるんじゃないかなと。そういう話を選手にしました。
ですから我々はもちろん勝ちたい、こうありたい、こうしようしようっていうことだけではなくて、 このゲームに置かれてる状況、その中で足を運んでくださってる方々は、そういった方々なんだよと。その人たちに見せなきゃいけない姿勢があるよねと。というところで今日のゲームに臨みました。戦術的なことは、ほぼ言っていません。 ほぼ言ってないです。
そういう人たちに何かを伝えられるゲームとなればすごく嬉しいですし、これで終わらないように、楽しかったから、眠い目をこすってでもナイトゲームに行こっかと思ってもらえるような試合を続けていきたいなと強く思いました。
今日選手が見せた姿勢というのは、それにふさわしいものだったと思っていますし、 ふさわしい結果だと思ってますし、ぜひそういったところを踏まえてですね、ナイターになりますけども、今まで通り、足を運んでもらいたいなとそういうふうに強く思っています。以上です。
ーー勝利おめでとうございます。3ゴール生まれましたけれども、得点を取るためにゴール前により人数をかけていくということをおっしゃったと思うんですが、それがより今日は顕著に出た形になったんでしょうか?
わからないですね。全てこういう話は結果論で話されますんで。結果が出ればそうかと。三菱重工長崎さんの試合で、枚数かかってなかったかと言われますと、同じぐらいの人数なんじゃないかなと正直思います。同じ人数でやってますんで。
ですから、全ては我々結果論でしかなくて、結果が出たから枚数がかかっていたかと。そういうことでもないなと。特に昨日の神戸対FC東京の試合を観てですね、神戸は全然前線に枚数ないけど点取れるなっていうふうに、本当に思いました。何をもって正解かと。その正解っていうのは、自分たちで見つけていくしかないですね、フットボールというのは。自分の出した決断を正解にしていく、これがフットボールの醍醐味だと思ってますんで、今日は正解にできましたんで、次回も正解できるように努力し続けると いうことです。
やっぱりその歩みを止めないこと。そのプロセスを否定しないこと。結果で左右されないこと。結果がよかったって駄目なものは駄目ですし、駄目なとこでもいいものはいいですし、ただ、やはり世の中は結果でしか左右されませんので、そこで結果を掴み取って、結果で我々の道の正しさを証明していく。その歩みを止めたくないなと切に思います。
ーーあと守備の方なんですが、これで5月公式戦無失点ということで改めて守備の評価をお願いします。
この話は、やはりYS横浜戦で起こったこと。そこは切っても切り離せないですね。
我々、もうだいぶ遠い話ですから言いますけども、あのところで、クロスターに同数で持っていきたかったというところで、選手を変えてフィールドプレーヤーが8人だとしても同数に持っていく形を取りました。だけども、もう一歩寄せきれませんでした。ただ浮いたボールに対して、やられたのはファーだったと思いますけれども、時間があったにもかかわらず、飛びませんでした。それは我々が準備しているものではなかったということ。
ですからもう1回、我々が準備したことをしっかりやろうと。それは退場とかジャッジとかそういうこと、これは以前のコメントを出しましたけども、そういうとこじゃなくて、もう1個、人が少なかったとかそういうことじゃなくて、ボールサイドに人が足りてる、あと一歩、あと1m、だけどボールがファーに来た、その滞空時間の中でできることあったんじゃないのかと。そういうところを見つめて5月シリーズを戦ってきました。
その中で、もちろん八戸さんのあのピッチに対して、八戸さんのストロングポイントを消す。連戦の中で松本雄真を使いたい、使わざるを得ない、じゃあ雄真の良さをどう出す、っていうところで、3枚だったり、4枚だったり、そういうことをやってきましたけども、でも、それはシステムを変えた本質のところではなくて、本質的なことは、我々がスタートで特に準備してきたものをしっかり出すということ。
それに目を向けてやってきたので、試合が終わった後に選手にも言いましたけども、やったことをもう1回やっただけだと、今週は新しいことは何一つ言ってないし、戦術的なことは何一つ言ってないです。試合の前日も確認をしませんでした。
我々がやってきたことをもう一度見つめるということ。そこにフォーカスした結果、こういった結果になったと思ってます。ですからやはりさっきも言ったように、歩みを止めないこと。自分たちの進んできた道を否定しないこと。 でもやっぱり弱気になるのは結果が伴ってないわけであって、でも結果が出てないってことは、できてないということであって、やることやればこういうふうになるわけですから。ですからその両輪を持ってですね、また岩手に乗り込んで、福岡、松本とタフなゲームが続きますけれども、タフに戦っていきたいなというふうに考えています。以上です。ありがとうございます。
ーー先ほど言われたことを象徴するプレーのひとつが、ヴィニシウス選手の結果的に二点目に繋がったプレイだと思うんですが、ポストに当たりました。当たって、拾って、しっかり山田選手にパスを繋げた。あれが多分、今回お話いただいたことを表現する部分だなと思いました。そこに関してコメントをお願いします。
今日試合前のミーティングで言ったのは、我々フィロソフィーがあります。YS横浜戦が終わった後に、もう1回勝つことに集中しようと、”CONCENTRATION”というのがあります。今に集中する、何に集中するか、勝つことにのみ集中すると。よりCONCENTRATIONできるために、迷いを消すために、八戸戦は、3-4-3という形をとりました。
ただ、勝つために集中する。勝つ、勝つ、勝つ。というところになってくると、あと28試合ありますので、よりタフに、より強くなっていくためには、”IMPROVE”、成長、向上していかなきゃいけないと。我々のフィロソフィーにはIMPROVEというものがありますので、じゃあIMPROVEするためには何が必要なのかと。トライすることだと。チャレンジすることだと。
50キロのベンチプレスを持てるようになったら、やっぱり51.5、52.5と、1回潰れても、誰かのサポートであと1回あと2回と、あげていくことによって、成長していくものだと思ってます。
ですからそのトライをしていく、ゴールに対してボールに対してトライしていく、というところを強く言いました。ただ、チャレンジは今お話したとおり、持てなくなるときが来るんですね。今まで持てない重さを持つわけですから、10回できたものが、10回できなくなるような。そこでやっぱそれをエラーと捉えるか、そのエラーとしないために何が必要なのかというところをワンセットで話をしました。それがフィルムを止めないことと。Don’t stop the filmと、我々外国籍の選手がいるので、僕も英語赤点ですけど、慣れない英語を使ってですね。まさにその映画の1シーンだなと思っていて。
要は、プレーヤーがプレーし続けること。プレーヤーがアクターだったり、何か違う業種になったときに、プレーヤーがプレーヤーでなくなった瞬間に、隙だったり、エラーが起こってくると、そういうとこでこぼれ玉だったりっていうと拾われて、やられると、どんないいことやっても、その一瞬でもプレーをやめたら、いいことがいいことでなくなってしまうと、だからトライする分がそこは絶対やろうというところで、試合前も話しましたし、今週の立ち上げからそういう話をしてきました。
ですからやはりあそこで、ポストに当たったボールを頭抱えて「あー」と悔しがるんじゃなくて、もうその目の前のボールに対して没頭して、その中で勝つために山田を選べたっていうこと、まさにCONCENTRATIONというところと、ゴールに対してIMPROVEできたということ、さらにその中でフィルムを止めなかったこと、もうまさにそれが凝縮されたゴールであったと思ってます。
それは立ち上がりの鳥取さんが攻勢をかけなければいけない時間帯で、我々がそれ出せたっていうことが今日のゲームの肝になったのかなと思ってます。
ですからそういったプレーをピックアップしていただけると非常にありがたいですし、ぜひそういった目線でフットボールを見ていただいて、いいものはいいと悪いものは悪いと、ぜひ言っていただけたら、我々も励みになるので、ぜひそういった目で我々捉えてですね、またお互いに向上できたかなと思ってます。
ーー近藤選手、後半を少し中に絞ってプレーするようなところがあったと思うのですが、それは監督からチームに、、、
それは鳥取さんの特徴ですね。やはり鳥取さんはセンターバックと、あとゴールキーパーを上手く使いながら、サイドバックを高い位置に押し出すような形が、やっぱ鳥取さんのストロングポイントで、ですからそこの中に入っていくのは 牛之濵選手だったり、途中から入った東條敦輝選手だったり、彼は僕がユースの時の教え子ですけども、彼らはそういうところでストロングポイントを発揮する選手なので、でもそれに引っ張られて、ボランチが下がってしまうとプレッシングがかかりませんから、
ですからやっぱ鳥取さんに対していったら、ボランチを抑えに行かないと。普光院選手だったり、世瀬選手だったり、 彼が高校生が知ってますので世瀬選手に対してですね、やっぱり、圧がかからなくなっちゃうとなってきたときに、楠美と三門の背中を拾うのは誰かというところ。
そこは山田と近藤を起用したっていうのはそういう狙いがあって起用ですし、あそこの外でのポジショニングから楠美と三門は怖がらずにボールにプレスできて、その背中を山田と近藤が拾ってくれるっていうところ。
ポジショニングは外かもしれないすけども、気持ちをそこに持っていきながら、あとはボールに対して反応できるっていうのが彼らのストロングポイントですので、ですからそういったところを、その意図で近藤と山田を使った意図っていうのは、そういうとこですね。
それをそうさせたのは鳥取さんの特徴ですし、また違う特徴のチームであれば、今度はドゥドゥとか、一哉とか、その辺がまた彼らのストロングポイントを見せてやってくるのではないかなと思ってますんで。
ですから彼のポジショニングってのは、プレッシングをかけていくために、あとはそのプレッシングかけて誰が出るかっていうところにリレーションシップした結果が、近藤のポジショニング、山田のポジショニングになったというふうに理解してますし、そういうふうに我々は準備をして鳥取さんに準備をしてきました。
ーー 近藤選手は、今日1ゴールもありましたし、そういうふうにしめなきゃいけないところを、しめててくれて、最終的にはその右のウイングバックのステップを最後勝ち切るというところで、すごい力を発揮したと思うのですが、近藤選手のパフォーマンスをどういう風に見ていますか?
442と最初スタートしてところは新井をファースチョイスで使ったとこもあるんですけども、
ただ、高虎の良さは良さとしてあって、ただその彼モビリティだったり量であったり、そういうところのよさは、もちろん発揮してくれてたんですけども、ただリズムをつかんだのは、八戸戦の左ウイングバックに入ったところ、彼がきっかけを掴んだ試合だったのではないかなと思ってます。
彼はワイドのレーンで力を発揮する選手ですし、3バックしたことによって、ワイドのレーンを1人で攻撃も守備もお前全部やるんだぞと。もうそういうところで送り出しました。
逆にそのことによって、リミッターを切れたというか、NOLimitでやれたというか、逆に外のレーンで自分の良さをもう一度取り戻したっていうのは言い過ぎかもしんないですけど、リズムを、あ、これが俺だ!っていうリズムを掴んでくれたこと。
あとは、もちろん準備してましたんで、元々そのモビリティだったり、今も言っていただいたように楠美と、三門の背中を拾いながらまた外に出ていけるっていう、その量は元々彼の強みですので、ただその中で、トラの本当の良さってどこなのっていうところの自分はここなんだっていうポイントを八戸戦で掴んでくれたことで非常に良いサイクルが彼の中に回ってくれたんだなと思っています。
ですからあいつが努力してるところがゴールという結果になって、まだまだもっとやれる選手だと思ってますんで、さらに高みを目指して、またいい競争をして、それこそさっき言ったようにimproveできるように、成長向上できるようにしていきたいなというふうに捉えています。