第25回 明治安田生命J3リーグ 2023シーズン 第20節
第20節
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07/29 (土) 19:03
マッチデーパートナー:株式会社サンワカンパニー
マッチデーシティ:上島町
入場者数:3,033人
3VS0
3前半0
0後半0
3分 千葉 寛汰
4分 千葉 寛汰
39分 マルクス ヴィニシウス
- STARTING MEMBER
- GK44伊藤 元太
- DF4市原 亮太
- DF5照山 颯人
- DF24下口 稚葉
- DF9近藤 高虎
- MF23松本 雄真
- MF25楠美 圭史
- MF50三門 雄大
- MF33土肥 航大
- FW10マルクス ヴィニシウス
- FW30千葉 寛汰
- STARTING MEMBER
- GK55青木 心
- DF2青山 生
- DF4西岡 大志
- DF39井原 伸太郎
- DF5北村 椋太
- MF10下澤 悠太
- MF14江口 稜馬
- MF16石津 大介
- FW13北村 知也
- FW42南野 遥海
- FW80永田 一真
- SUB MEMBER
- GK1修行 智仁
- DF2冨田 康平
- MF28松井 治輝
- MF7山田 貴文
- MF18新井 光
- MF15武井 成豪
- FW13髙瀨 太聖
- SUB MEMBER
- GK99植田 峻佑
- DF3代 健司
- MF22田中 純平
- MF8東出 壮太
- FW7青戸 翔
- FW18山崎 亮平
- FW25髙橋 一輝
- STATS
-
17シュート9
-
10フリーキック14
-
2コーナーキック8
- MEMBER CHANGE
-
77分INOUT武井 成豪三門 雄大髙橋 一輝南野 遥海INOUT46分77分INOUT髙瀨 太聖千葉 寛汰山崎 亮平北村 知也INOUT46分84分INOUT山田 貴文楠美 圭史青戸 翔石津 大介INOUT63分84分INOUT新井 光マルクス ヴィニシウス東出 壮太下澤 悠太INOUT70分90+1分INOUT松井 治輝土肥 航大田中 純平江口 稜馬INOUT70分
- CARD
-
髙橋 一輝85分
里山スタジアムが勝つとこんな景色になるんだなっていうのを、讃岐戦勝ったときはなかったよね、確かね。ああいう何ていうんですか。(照明が点滅する演出)ちょっと横文字分からないんで言葉が今出てこないんですけども。
ただバックスタッフ含めて勝ったときに、FC今治ファミリーの皆様と喜ぶ空間を勝ったらこういうふうにしようということを本当に願って、準備してくれてたんだなということ、勝った瞬間に、勝った時はこういう景色をみんな作りたかったんだなというのを、バックスタッフのみんなの努力を、あの光景を見てですね、感じました。
ですから、FC今治ファミリーの皆様に、勝ちを届けてもちろん嬉しいんですけども、こういった空間をやっとFC今治ファミリーの皆さんに届けることができたと。そして、日々そういったところを準備してくれているバックスタッフのみんなにこういう光景を届けることができたということがすごく監督として嬉しいです。
ですから、これを一度で終わらせるのではなくて、何度も何度もこういった光景を、FC今治ファミリーの皆様、もっといえばバッグスタッフのみんなとですね、こういった光景を共に見られるように、また1週間準備していきたいなというふうに考えてます。
以上です。
ーー 勝利おめでとうございます。ドゥドゥ選手と中川選手が抜けて、攻撃面を再構築していくということをおっしゃったと思うんですが、その中で楠美選手をアンカーにおいてちょっと前に立ち位置を変えたように思えたんですけど、そのあたりの狙いというのはどういったところでしょうか?
まず変えてないっていうのがまず一つですね。実際、前日練習のところから、変えたというふうに見ればそうなるのかもしれないですけど、ただ我々としたら、何も変えてないんですよね。
ただ、変わる要因としたら宮崎さんの狙ってること。宮崎さんのストロングポイント、もちろんあそこに入ってくる石津くんは、やはりJ1でも、J2であったとしても、ああいうところでボールを受けてっていうのは本当にいやらしい選手でしたので。
あとは相手のボランチのところの展開力っていうところ含めて、それに対して我々が我々の良さを出していきながら、ただ宮崎さんとの絡みの中で、どういうポジショニングを取っていった方がいいのか。どういうふうな狙いで行った方がいいのか、もっといったら0対0の時と3対0の時ではまたちょっとテイストは変わりますし、そういうところでいくと、楠美が1アンカーの、三門と航大をその前に並べたっていうことは準備はしてません。
ーー準備はしていないと?
はい。そういう準備をしてない、そういう伝え方をしてないというか、そういうふうに変えてはないってことですね。変わったとすれば対戦相手が変わったのでそうなったってことなんだと思います。
ーー自分たちの原理原則としては変わっていないということ??
はい。変わっていないです。変わるとしたら、中盤のところをマンツーマンにしてっていうふうな伝え方、今の形でいくとそういうふうな伝え方になると思うんですけど、そういう伝え方はしてないということですね。このゲームにそういうプランでは入ってないというところ。
大きく変わったっていうかどうかはわからないですけれども、やはり全員が前を向こうとしたこと。その中で、この前テレビのインタビューのコメントでも言ったんですけど、相手が流れによって守備のやり方を変えてきた時に、やはりもっと意図的に前進できると私は思っているので、そういったら我々はまだまだ敵陣に押し込んでいける手法というのをとっていけると自分は捉えているので。
ただ、やはり奪った瞬間のところであったり、あとはボールが移動中とか、じわりといったところからぱっとボールを奪って攻めに出ていくところであったり、いろんな形でボールをゴールに届けるやり方っていくらでもあるので、あそこの最初のファーストタッチであったり、選択が前に来たことが、このゲームの展開を呼んだのではないかなというふうに思ってます。
ーーやり方は基本的に変えないところがあったとして、人によって変わる属人的な部分は当然あると思っています。特に今日やはり先発した土肥選手が、何か新しいものをもたらしてくれたと思っているのですが、彼のプレーの評価はいかがでしょうか?
やはり航大の良さは顔が上がるところであったり、あとは敵を見ながらプレーしていくことができる。その中で、そういうテクニックに長けている分、矢印を前に出すことができるっていうのがやっぱ彼の良さだと自分は思っているので。
ですから彼がプロに入った1年目のときですね。そのとき私は鳥取で監督してましたから、サンフレッチェ広島さんとよく練習試合をやる機会があったんですけれども、その中で、なんだこいつはっていうようなボールの持ち方と、滑らかにドライブして、ボールを前につけて駆け上がっていく選手がいて。なんだあいつあの選手なんて名前なんだって聞いて、土肥航大だよというところから、こういう選手いるんだっていうのを、そういう感覚でいたので。
ですからやっぱり航大ってのはそういうところにストロングがある選手で、水戸であったり甲府であったりでも活躍していって。そういったプレイを、我々のところでいったらやっぱり中盤のところでターンしてボールを前に付けて、その中で選択を増やしていける。選択を増やすっていうのは、やはり近藤がボール持ったときに、近藤1人だけじゃなくて、外側にも内側にもゴール前にも、やっぱりいろんな選択肢を上げるってことは勝つ確率を上げるっていうことだと思ってるので、ですから、ゴール前に枚数をかけるっていうことは、やはり前を向かないと、枚数かけていけないので。ですからセーフティセーフティにボールを動かすことが勝つ可能性を挙げるということではなくて、勝つ可能性を上げるってことは、やはりボールホルダーに対して、ボールを持ってる選手たちにより多くの選択肢を。
で、ボックス付近はオフサイドがあるので、どうしても走らないと。そこには行けないと。ですから、前を向くことでそこに枚数をかけていけるということと、そこにボールを届けていけるというところで、航大を今日は先発で起用したということと、松井治輝をメンバーに入れたのは、そういう意図です。もし航大が潰れたときに、航大が持たなくなってきたときに、誰がボールを届けられるんだともしボールをゲームが先行されたときに、航大1枚では足りないってなったときに、誰がボックスに走った選手にボール届けれるんだというところをフラットに考えたときに、航大と松井治輝が今週良いパフォーマンスを出してくれていたので、今日のメンバー選考っていうのは、走る人と届ける人っていうところで、今日はこういう メンバーを選んだというところです。はい。
ーードゥドゥ選手と中川選手が抜ける中で、サポーターの皆さん、不安に思っていた中での、今日は千葉選手の2ゴール。かなり勇気を届けたんじゃないかなと思うんですけど、千葉選手のゴールへの評価はいかがでしょうか?
千葉へのゴールのご評価ですか。(笑)
5分で2点取ってくれるわけですから、これを評価しない監督はどこにいるのかというところと、ただ、千葉寛汰は、何て言うんすかね。前にも言ったと思うんですけど、本当になんか昔でいうガキ大将っていうか、点とりゃいいんでしょというところにフォーカスを置ける。もちろんその現代サッカーの中でプレスにでるとか、ボールを前進してくれるセンターフォワードの役割とか、いろいろ多くを求めていくんですけども、ただ、やっぱり忘れちゃいけないのは、やっぱりストライカーは、我々の生きてないところで生きてるっていうか、やはりそこにボールがくる匂いを嗅げる。そこに対してギラギラしてるっていうか、(今日の試合の途中交代は)なんで変えるんだよと多分あいつは思ってたと思うんですけど。
僕には変えなきゃいけない理由があったんですけど、ただそういったところを表現できる。自分は、どんどんワールドカップっていう舞台で点を取るっていうんだったら、ああいう選手になってくんじゃないかなと思ってます。個人的には。ああいうタイプの選手は。で、それが寛汰であってほしいと。せっかく関わった選手ですから、そういうふうに思っています。
ですから、今日は2点という結果でしたけども、あいつは絶対ハットトリックできたしと、まだチャンスあったし、これじゃ足らないし、と思ってると思いますし、実際僕もそう思ってるんで、あいつがU20のワールドカップ目指してて出れなくて、もしもう1回ここからだと思ってるところをゴールという形で表現してくれたのは本当に嬉しいです。
千葉寛汰ここにありというところを、日本のサッカーに見せてくれたんで、まだまだこんなもんじゃねえぞというところを、あいつには見せて欲しいですし、それを引き出してあげたいなと。で、それに引きつられるようにまだまだ我々は寛汰だけでは、アタッカーはないですので。もっと火をつけて着火して、ギラついて、ボックスに駆け上がるようなチームにしていきたいなというふうに改めて思ってます。
以上です。
ーー 試合終わった後、ゴール裏のサポーターに向けて楠美選手が改めてメッセージなどを発しましたけども、正直、不安がっているサポーターも、この1,2週間の移籍の関係で、改めて監督の方から後半戦に向けての強い決意をお願いします。
決意ですか。
決意は、監督引き受けた時点で、このクラブの目標を理解してますし、それに対して何年後とか、何年かけてとか、そんなことじゃなくて、もう今年っていうところに、かける想いっていうのは、もうクラブからひしひしと伝わっていますし、その言葉を受けて、自分は引き受けましたし、ですから、改めて決意っていうところで言ったら、ドゥドゥが抜けようが、中川がいなくなろうが、誰が怪我しようが、俺らは上がるために全力尽くすっていうことです。
ですから、ドゥドゥがいなかったらドゥドゥがいなかったなりに、中川がいないならば、中川がいないなりに、あの手この手を使ってでも、我々はJ2の舞台になんとしても、はいつくばってでも、上がっていくということに尽きると思っています。
ですから、誰かが補強でとれなかったからとか、誰かが来たからとか、そんなことで解決できる問題はないと思ってて、誰が来たとしても、その選手が初日で怪我するかもしれませんし、累積で出れなくなるかもしれませんし、そうだったとしても、俺らは何としてもJ2にたどり着くっていう決意でシーズン当初から全員でやってきてるんで、不安があるとすれば、この引き上げ数が多いことに対して、不安がっていただいて、中川が抜けたこと、ドゥドゥが抜けたことを不安がらないで欲しいですね。
この勝ち点、何か追いつかれてんだ!とか、引き分け多いだろう!って言われるんだったら、わかりますけど。ドゥドゥと中川が抜けたことは、不安がらないでいただきたいです。それに対してクラブは準備してくれてますし、選手も準備してますし、我々はどうなったとしても、何としても上がると。
でもそれは、ドゥドゥとヴィニが退場した後の八戸戦で、俺は示してると思ってますし。 ヴィニがいなかった1試合もありますし、その中でも我々は這いつくばってでも、勝ち点を取るというところに対して、そういう姿勢を選手は見せてくれてると思っているので、その中で、でも結果出てねだろうっていうところには不安があっていただいて、それはいいです。それも結果で示していくしかないので。
ただ、誰が抜けたとしても、俺の火は消えないよというところは、サポーターの皆さんに、FC今治ファミリーの皆さんに、それは声を大にしてお伝えしたいと思います。
ですから、この今日の勝ちっていうところを、一喜一憂せずに次の富山に乗り込むと。それに対して、いい準備をしていきたいというふうに思ってます。
答えになってます??
ーー大丈夫です。
話しすぎるとなんか、最初のスタート何話したか、結構忘れちゃうときがあるんで。あるあるですね。